Bel18vedなロジャー フェデラー

なんて素晴らしい二人なんだろう、と全豪の決勝戦中に何度も思った。

戦歴は言うまでもなく、技術、精神力、振る舞い、ルックス、社会貢献、若手育成、そしてお互いを尊敬し合う関係。どれをとっても、これ以上の選手が今後出てくるとは到底思えない。どうしたら、こんな風に成長できるんだろう。世紀の一戦と言っても過言でない決勝でフェデラーとナダル、どちらかだけを応援するなんてできなかった人も多いと思う。

なんでファイナルセットでこんな素晴らしいラリーが!
二人に拍手!
二人に分けてあげたい、このポイント!

ナダルに主導権を握られ左右に揺さぶられながら、あの強烈なスピンがかかったボールをすべてスーパーライジングで返し通し、見事ロジャーが26本のラリーをもぎとった後に出た実況の鍋島さんの叫びには、心から頷けた。

今回で18個目のグランドスラムタイトルを獲得したロジャー。そんな生きる伝説ですら、欲しい物のためには「明日から歩けなくなってもいい」と思ったそう。

私なんて、何事にも全然気合が足りないわ。それを史上最高のプレーヤーに教えてもらってしまった…。知ってたけどね。

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