私のメモの挟み方ってひどい。
ジョコチッビを好きではない私が、なぜ彼の本を読んだのかというと…。
- 知人のトライアスリートがパフォーマンスを上げたくて買ったけど「読んだだけで無理」とくれたから
- 食事で人生を変え、試合中のエネルギー補給にデーツを食べる姿には興味があったから
- 日本にはお米があるからグルテンフリーは問題なさそうと思ったから
つい去年くらいにどこかの大会で優勝したジョコビッチがプールに飛び込んだだけで目に感染症を患い、次のトーナメントを棄権したことがあった。それを聞いて、彼はやっぱり相当の虚弱体質なんだなと思った。例のドクターが小麦アレルギーを見つけてくれたことは本当にラッキーだったのですね。本の中に
「味噌も醤油も気をつけろ。小麦が入っている」
というパートがあったのは、彼が日本人でないから許すとする。私が付箋をつけておいたページは以下。
1. 試合がない普通の一日の過ごし方
普段、どんなトレーニングをしているのかには興味がある。結構普通。日中のトレーニングの時間を仕事とみなせば私たちの平日と大差ない。
2. 臓器の修復の順番
昔、本格的な解毒をした時が病気レベルで苦痛だったものだから、「プチ断食」「週末デトックス」なんてものが意味をなさないことは知ってる。寝ている間に皮膚とかを含めた全部の臓器が修復されるのかと思っていたんだけど、意外と午後に修復される臓器が多くておもしろかった。大腸は早朝、小腸は午後とか。
3. 一週間分の栄養
グルテンフリーのパスタ、グルテンフリーのパンが必ずメニューに入っている。小麦アレルギーでも食べたいんだね。もちろん私にそこまでの執着はない。ご飯を食べられるからね。
4. お金がかからない効果的マッサージ
こわばりのない筋膜の大切さを説いたそのパートに、私がこないだ買った(とうとうトリガーポイントを買った)筒のツールについても書かれていることに気づいた。
ジョコがおすすめめするフォームローラーは、ブランドではなく彼曰く「ただの硬めの発砲スチロール」。トリガーポイントには凸凹があってそれがいい感じに刺激を与えてくれるんだけど、ジムではそれを痛がる人はまずこちらを使わせることが多いと思う。それを使ったストレッチの方法が結構たっぷり載ってる!これから試してみようと思う。
こうした食事療法で自信をつけ、輝かしいキャリアを手に入れたジョコもまたもや絶不調な今シーズン。燃え尽き症候群かな。本格的な覚醒を予感させる若手が目立った今年。長期離脱を決めたトップ選手のうちの何人が来シーズンで輝くことができるのか、私はとても楽しみにしている。
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テニスだけでなく、パフォーマンスにこだわりたい人、体質改善に取り組みたい人は読んでみるといいと思う。