コンテンツへ移動

マンモグラフィーでまた貧血

男性がいるところで申し訳ないんだけど、自分への戒めを書いておきたいし、同じ思いをした女性に共感して欲しいと思って書かせてもらう。

なりたいと思ったことないからいいけど、私はスパイにも捕虜はなれないわ。だって血管迷走神経反射性失神を起こすから、拷問に耐えられない。そのくらい痛いのよ、この乳がん検診は。

年に一度の健康診断の時には乳がん検診を受けてる。だいたいエコーで済ますんだけど、今年乳がんを患った知り合いが「必ずマンモもも両方受けなさい!」と言うからマンモグラフィーを選んで失敗した。

撮影は4回。上からは耐えられるんだけど、斜めからが無理。今回は人生で2度目のマンモだし、リラックスするように努めて深呼吸を続けたりと工夫したけど、3枚目の最後のひと圧迫をされた時に来た!と思った。

耳が遠くなって視界がチラついて、吐き気と大量の冷や汗に襲われながら、3枚目終了までは立っていられないのに堪えた。だけど、貧血状態を治さないことには続けられないので、なんとか着替える場所の椅子まで歩いて(無駄に広い)、意地で上着だけ羽織って横にならせてと訴えたのです。つらかった。

でもね、貧血で言われるように足を高くして2分くらい横になると平時に戻るのよ。あと、この症状の時は吐き気があっても不思議と吐かない。レントゲン技師さんが毛布を取りに行ってる間に元気になって起き上がってたんだけど、あと一枚撮ってもまた同じ症状になって皆さんに迷惑かけるだろうと思って、今回はギブアップを訴えた。エコーを受ければいいやと。

レントゲン技師さんは女性だったから辛さもわかるようで、「健診だから我慢してまで受けなくていいと思う」と言ってくれたのね。で、彼女がもっと偉い技師さんに3枚だけでも検査できるか聞きに言ったらNO。次にドクターが妥協案を言いに来た。レントゲン技師の上司もドクターも男。

「貧血ならさ、座ってもできるよ。あと1枚だし。圧迫を弱めにして撮ろうよ」

あなたたち、一度でもやってみたことあるの?と、申し訳ないけどイラっとした。

弱めの圧迫で終えたけど、今後はもうエコーしかしない。私の周りに限ったことだけど、乳がんんで大変なことになるには必ず自覚症状がある。あと低体温。そんなことや日々の食事や運動に気をつけて生活して、再検査になったら貧血に耐えてマンモを受けるわ。

でもこれ、貧血ではないのです。採血でも気持ち悪くなるので「貧血」「ほうれん草を食べなさい」と言われてきたけど、健康診断で出るヘモグロビン量はいつも完璧に健康体。数年前にやっと脳貧血、血管迷走神経反射性失神という立派な名前を知って納得した。治し方は特にないから、その状況を避けるだけと私は考えてる。

私は図々しいので気絶する前に勝手に座るけど、友達は通勤ラッシュのメトロのホームで貧血になって前のめりに倒れて救急に運ばれて顔面を数針縫った。倒れそうになったら、足をクロスしておへそやおしりをギュッと締めるともちこたえられるらしい。あと、腕を伸ばす。今度なったら私も試してみる。

東レの会場でもちょうど時期だからかピンクリボンの啓蒙をしてる。啓蒙はいいんだけど、もっと楽に検査をできるようにならないかな?着用するだけでがん細胞をとらえるブラとか。

2件のコメント »

  1. 腕の良いドクターなら、触診で結構見つけることできるんですよね。

コメントを残す

Style of Tennisをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む