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違うことを試すか、自分を貫くか

今年の東レも1日だけ観に行ってきたんだけど、有明に戻るまでは行かなくていいかなと思った。なぜなら観戦しにくい!有明は古いけど、思っている以上にどこからでもよく観える。立派にテニススタジアムなんだなと再認識したわ。東レの集客数では仕方ないけど、小学生のスポーツの全国大会の方が立派な会場だしね。あと遠い。

観にくいけどがんばって観た。相変わらず誰が勝ってもおかしくない時代で、移り気な女子選手たち。試合に負けそうな時に流れをどう変えるかについて考えてしまった。プロとアマチュアでは違うのはわかってるけど、同時にそんなこともないと思ってる。

(1)ストロークで真っ向勝負
パブリュチェンコバ vs. ガルシア戦より。開始早々、ネットギリギリで速い球の打ち合いになったけど、ガルシアはダブルスでグランドスラムタイトルを獲ってからランキングを駆け上がった選手。ネットプレーはパブリュチェンコバよりうまいと思うんだけど、エンドラインから離れず、相手を前におびき出すこともしなかった。

(2)狙われたセカンドサーブ
これも同じ対戦より。二人とも180km後半でパワーのあるいいサーブ。ガルシアはサーブのフォームを少し変えたね。だけどパブリュチェンコバはセカンドのスピンサーブがバックに入るのを待っていた。上から思い切り叩かれてリターンエース。ガルシアは何度されても変えず、挙句の果てにはファーストサーブまで叩かれた。

(3)遅すぎた中ロブ
リスク対ムグルサより。予選勝者のリスクは女子でブレイドを使う選手らしくフラットの強打を貫いた。ムグルサは振り回したいのに振り回されっぱなしで、最後の方は追うのも諦めてた。2セット目4ゲームを取られてから中ロブを混ぜてたけど、時すでに遅し。乗っちゃってるリスクには絶好のチャンスボールになってしまった。

(4)サーブの不調を断ち切れない
ムグルサのサーブをマジマジと見てみたら、184cmもあるわりには武器になってない。しかもサーブ絶不調。私レベルがトスを見ただけで、それミスるよと判別できる感じだった。ネットが多いのにセカンドでも入れに行かず、鋭角サーブ。できないのか、プライドなのか、やる気がないのかの判別はできなかった。見るたびに痩せていってるし、たぶん無気力期。

結果
結果、印象的には最後まで押されてたガルシアが相手のダブフォで勝って、力づくで攻めたかったムグルサはボロ負け。

うーん。ムグルサのロブ以外は全部自分を貫いてのプレーだと思う。違うことをしてみないのと言いたくなるかもだけど、相当の自信がなければ難しい。それに、ひとつ変えたらきっと全部が崩れちゃう。女子は意地の張り合いのようなストローク戦がほぼだから、打ちながら何を考えてるのか精神面の方が気になった。表情を凝視。


セカンドコートの方が観やすそうだった。練習コートみたいな雰囲気だったけど。

2件のコメント »

  1. 練習コートだと思いますが、危ないコートですね。
    ボールもよく落ちそうですね。

    • メインコートでないダブルスはこちらで試合をしていたんですよね。そういえば、この会場はどこかに練習コートあったのかなと。

      横も全然ないし、どんな見応えだったのか気になります。

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