人生初。それはもう未知との遭遇そのものだった。
今日は最近、衝撃を受けた方の話。歳はシニア層、某トーナメントで上位の方らしい。おじさまの何に驚いたかって、
フォアハンド
バックハンド
フォアボレー
バックボレー
サーブ
これらすべてのショットにおいて、
トップスピン 0%
スライス 0%
フラット 100%
だったこと。グリップも全部コンチネンタル。スライスは使うだろうと思ったけど、まったくなしで驚いた。数世代違うとこうなるのかな。
おじいさんなのもあってボールにはスピードも重さもない。でも振り切れない、スピンかけられないのストローク線が?なおばさまたちとはまったく違う。読みとプレイスメントでポイントを重ねる感じ。ラケットのフルスイングなんて「はっ?」って感じで、丁寧に運んでた。序盤は翻弄されてサービスのキープで精一杯。途中で対応方法を思いついたけど時間切れで終了となった。試すのはまた今度。
自分の老後のためにも、省エネのためにも学ぶことがたくさんあった。パリッとしたウェアを上下そろえて着ていたのも好印象だったな。人間本体に張りがなくなってきたら、ヨレヨレの物だとダメなんだろうね。
そんなおじさまに心意気をほめられ、ミックスで何か出ましょうとお誘いを受けた。全然いいのだけど、心の中ではプレースタイルが違いすぎて噛み合うのか不安で仕方ない。
全球フラットとは興味深い!
ちなみにおじさまの御使用のラケットは何だったのですか???
ピュアドラのフェイスが大きくて軽いタイプでしたね。余計に悔しくなりました。。。
軽いタイプはカーボンがアルミっぽく見えたのは気のせいかもしれません。
100%フラッター!
私ならどう対応したらよいのか分からなくなるでしょう。
よくわからないけど、逆にすごい…。
その驚きをじかに感じてみたくも思います。
まずラケットの振り方が独特なんですよ!
あと、私程度の動体視力でも完璧に見える程度のスピードと完全無回転ボールに驚きました。
そして、いろいろな人がいるんだなと感心しました。テニスをしてると人との出会いもおもしろいなと思っています。