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奇跡のレッスン 伊達公子編を観た

選手育成に力を入れていくという伊達公子さんの『奇跡のレッスン』が放送されていた。

一番心に残った言葉

ゴールデンエイジのこと。ココ ガウフを例に挙げて伊達さんが言っていた

ゴールデンエイジの間にたくさんのテクニックを体験していくことが大事。

です。

10代前半までに数多くのテクニックを身につける必要があるのは、事実だと思う。したいスポーツはもちろんだけど、他のスポーツや学校の体育のクラスもしっかりと取り組んでおけば運動神経の発達にもつながりそう。

ということはつまり、大人の私たちにできるのは

  • 子供がいたらそんな環境を与える
  • 自分に対しては“昔取った杵柄を有効活用する

くらいかな。もっているテクニックに応用できることはあるはずだから、頭を働かせて考える。

現女子テニス界とは正反対

出ていたジュニアの子達はスライスの練習をほとんどしていないそう。(最後に出てた上位ランクの子は上手だったからいろいろなのかな)

伊達さんは、ドロップやスライスのタッチ系に強いこだわりをもってる印象がある。本人がうまいのもあるけど、世界で優位に立ってきた技だからだろうね。体格で劣る日本人が生き抜く方法を伝授してくれてるんだと思う。今後この教えで育った選手が出てきたらおもしろそう。

現代っ子は不思議

今の子は草で消極的、運動能力も低くなっていると聞くけれど、確かにそんな感じはした。レッスンを受けていた女の子達がランキング低めのこれからの子達だからかも。

  • 自発的に動かない
  • おっとりおとなしめ
  • 話してる人と目を合わせない

この辺は時代の差なのかな。今はあまり言うと親から文句が入るらしく、テニスコーチも大変なんだそう。私の時代だと、どれかひとつかけた時点で殴られてたなぁ。話をする時に相手の目を見ないのは甥っ子もそうなので特に気になってる。

  • 悔しいとシクシク泣く

上位だと監督に言われたことにムカついて、壁を蹴り飛ばしてる子とかいましたからね。そのくらい悔しがってもっと練習するんだけど。

  • アウトボールをジャッジしない

これは驚いた。ジャッジせずに返してミスってポイントを奪われること数ポイント。お育ちがいいのか、ポイントに執着していない。ジュニアのテニスは親の口出しも含めてセルフジャッジが醜いと聞く。子供の間にちゃんと教育した方がいいと思うな。不正だからね。

最後まで観て

そんな子達も最後の試合の時には変わってた。それぞれが自分で選ぶんだけど、一度も勝ったことがなかったり、ランキングがずっと上の子、男の子と自分が乗り越えたい相手をきちんと選んで、レッスン中に教えてもらったことを実践しようともがいてるのがよかった。結果を出せた子も出せなかった子も、またがんばれてるといいな。

国内で切磋琢磨してる選手がいると指標にできていいと思う。会場になってるスポルも相変わらずいい。でもあそこは期間限定の施設だったはず。伊達さんの若手育成が支持されて、ハードコートが増えないかな〜。

2件のコメント »

  1. 知らなかった、、観たかったです。
    放送したばかりなので再放送するかわかりませんよね。動画配信サービスの無料期間で観てみようかな。

    前記事の女性コーチの件ですが、生徒さんは年齢問わずダブルスメインの女性ばかりだと思います。
    男性やジュニアが習ってるの見たことないかも。

    たまに女性コーチのプライベートレッスン(生徒5人くらい)やってるのを見ることあり、女ダブやるしいいなとも思うけど、何せ生徒さんがおばさんばかりなので、ちょっと躊躇します。。
    (そういえば、そのおばさんたちはフェイスマスクしてないですね)

    • 残念です。オンデマンドもあると書いてありましたがNHKのは使ったことないです…。

      女性のコートに女ダブを習ってるんですね。というか男性は負けたら嫌だから女性コーチにはつかなそう…。すごく強い女の子が戦歴ある女性コーチにつくといい気がします。ただし、私生活含めて今時のコーチングをできる女性コーチに限りますが…。

      プライベートレッスンでおばさまとは躊躇しますね。練習や試合ならまぁいいですが、プライベートは費用もそれなりにかかりますもんね。

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