秋に連続して開催されたツアーは、駆け込み感満載だった。それをポツリポツリと観ながら、私も確かに思ってた。
It's the moment we've been waiting for…
The official 2020 #NittoATPFinals singles photo! 😃 pic.twitter.com/Ow6fQSpc6k
— ATP Tour (@atptour) November 13, 2020
地味。
世代交代で新しい層が強くなっていくのは普通のこと。しかも次世代と言われながらも、彼らだってもう二十代半ばで全然若手じゃない。どんどん勝つのは良いことなんだけど、毎週観ているうちに思った。
「みんな、頑張れ!」
「でも、勝つのは誰でもいいや」
ヨーロッパの試合は夜遅いから、朝方最後の試合を少し観られるくらいだった。でもそれでいい。夜更かしや徹夜までして観なくていい。その程度のモチベーション。
私の好みの問題で全部観たい選手がいないだけかなと思ってた。だけど、テニスで会う方々も同じことを言ってて、やっぱりとなった。
「いや〜、若手は華がないね。すごいのはわかるんだけど」
意見交換をして行き着いたのは、ビッグ4を取り巻くこの二十年が美しすぎたということ。たぶん皆、長きにわたって良いものを観すぎてしまった。それと比較してしまうと…。私が今の選手に足りないと思うことを上げてみる。
- ユーモア
- バラエティに富んだプレースタイル
- 不真面目さ
- 強烈な個性
真面目で誠実なのは素敵。強いのもすごいけど、それだけなら学生や実業団で良い。部活生の延長な感じでね。でもプロはそれでは困る。プロツアーは興行であって、高いお金を払ってでも観に行きたい、物を買いたいと思わせてもらえるものでないと。
ああ、あと女子選手には上記に「フィットした体」が加わる。今はボディポジティブでいい時代だけど、女子選手は体を絞った後で勝つ傾向がある。ということは、単純に管理できていないってことじゃないかな?ポジティブというより都合がいいだよね、それ。
若手陣もすぐに三十代に乗るだろうし、きっとこのまま真面目くんなのだろうけど、何かがきっかけで魅力満載な本物のスターになったりしないかな。そんなことを楽しみにしてる。
じ、地味、、確かに。
芸人の名前に使われるくらい濃ゆいナダルみたいな人いないですもんね。
テニスしているおじさん達でも、知らない選手多いんじゃないんですかね。
鈴木貴男プロと話す機会があり、今の選手達のこと聞いたら、なんかみーんな運動神経良くて背が高くて強いんだけど、
昔の選手はこれだけは誰にも負けないとか、キャラが個性的とか、観てて面白い選手が多かったと。
まあ、とにかくBig3は異次元と言ってましたね。
鈴木貴男さんに激しく同意です!彼にも、彼といえばコレがありますもんね。負けても試合が楽しいキャンデロロみたいな人が必要なのです(古ッw)
キリオスも根は真面目だし、本当の濃いキャラがいないんですよね。頭角を現し始めたのはズべレフかなと。これからもテイラースウィフトばりに女性を取っ替え引っ替えしてほしいです!
キリオスを忘れてます!!
彼、今年全然でてないからしょうがないけど。あの天才的プレート悪童ぶりは最高!まさにプロ!😁
キリオスは若手枠に感じないのですよ。でもメドべ24歳、ティームなんて27歳、キリオス25歳ですね。
さっさとビッグタイトルを獲ってほしい。キリオス劇場はそれからだと思ってます!