無理スペックだった試打ラケたち

順調に試打を重ね、ラケット探しは終焉を迎えようとしています。テクニファイバーの試打がなかったのが残念。何やら、前回誰も試さなかったから実施しなかったらしい。なんのために高いお金でイガとメドベージェフをアンバサダーにしているのか。というのは良しとして、今日は全然対応することができなかったラケットをメモしておこうと思う。

プリンス ツアー 100

▶︎フェイス:100
▶︎重さ:290g
▶︎バランス:325mm
▶︎ストリングスパターン:16x18

前にも試したはず。だけどなぜか?となった。今や片手で数えられるくらいのプロ選手しか使っていないプリンスラケットだけど、クラブプレーヤー向けのシリーズはちょこちょこ見かける。今回のツアーシリーズも大学生の選手達は使ってるそうです。それが誰かは思いつかない。

まず、この打感が柔らかいのか、ボケているのか、どちらが正しい表現なのかがわからない。はっきりしているのは、固くないことだけ。いつも使っているラケットとそんなに違わないスペックなのに、扱うのが厳しかった。私が使うとフラット気味になってしまう。あと、サーブでラケットを上げていく時の感覚が独特。ストリングスパターンが16×19でないことが違和感なのかもしれない。

試した日はシングルス。なんの助けにはならなかったな。覚えているのは、どフラットでフェデラーみたいなアドサイドのワイドにエースが入ったこと。あと、凡ミスしまくりだったこと。色はシンプルできれいなんだけどな。

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↑通常版と色が違うからウィンザーモデルかも。

ウルトラ ツアー 100

▶︎フェイス:100
▶︎重さ:293g
▶︎バランス:330mm
▶︎ストリングスパターン:16x20

見た目がとてもキレイだったというだけで、ツアーを選択。とんでもなくかっこいい。錦織選手モデルとなると扱いは厳しいだろうけど、軽量&フェイス100版ならなんとかなるだろうと試してみた。

だけど、アップでボレーボレーを始めた瞬間に、なんか違うと思った。取り回しが難しい。おかしいなとよく見たら長かった。どうやら長さが27.25インチあるらしい。ということは、0.635cmプラスの長ラケモデル。まさかこんなところまで師匠のマイケル チャンに倣っているとは思わなかった。

ウィンザーの方とウィルソンの担当者が商品を紹介しているYouTubeでは、日本の大学でトップレベルの選手たちがたくさん使っていると言ってたけど、長くていいの?と思った。知らんけど。

ウルトラシリーズを初めて打った感想は、ビックリするくらいスイートエリアが広いこと。”マッシブスイートスポット”を売りにする最新のグラビティくらい広くて、どこで打っても快適。厚さ22mmでフラット寄りのフレームのわりにはパワーもあると思った。

だけど、私には全然使えなかった。これもまた、16×20というストリングスパターンのせいかしら?

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ダイアデム エレベート ライト


▶︎フェイス:98
▶︎重さ:290g
▶︎バランス:335mm
▶︎ストリングスパターン:16x20

超記念受験。契約コーチも女性にはオススメしていなかった。プリンスを扱うグローブライドさんが取り扱っているアメリカのスタートアップ的なラケット&ストリングスメーカーらしい。プリンス担当であってダイアデム担当ではないコーチがしっかり商品説明できたことに感心した。

フレームもガットも目立つ青。使うことは100%ないけれど、「こういうガットがあることも知っておくのはいいと思う」と言われて試打してみた。触ったら指が切れるのでは?と思うくらいに角がはっきりしていて、そのせいでボールをしっかり引っ掛けてくれるらしい。

だけど、固い。今までで打ったガットの中で最大レベルで固いかも。色は夏の女子の心を使うかわいらしさなのに、打感が全然かわいくない。当然飛ぶわけもない。スペックをしっかり読んだらフェイスが98か。重さ290でバランス335mmはエグいと思う。さらに16×20のストリングスパターンでは、私はお呼びでないこと間違いなしだった。

このラケットは日本で売れているのでしょうか?だって、日本にシリアスプレイヤーは少ない。日本のテニスショップとコーチはナイロン推し。今さらこんなに固いポリだけ絶賛したりしたら、ますます信頼できなくなる気がします。

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バボラ ピュアドライブ チームとピュア アエロ チーム

最初は結局このどちらかでいけると思ってたのですよ。2本のどちらかで落ち着きたかった。だけど、決め手にはかけるんですよね。ピュアドラとアエロかどちらかだったら、アエロにしますね。なぜならアエロを持っていると知らない人にも「ラケット素敵ですね」と声をかけられたから。しかも全員女性。ピュアドラはそろそろモデルチェンジがありそうですしね。

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早く決めて練習をしたいのだけど、どうしましょう。

試打期間中、ズラリとラケットがそろう中で、人気のラケットを聞いたりもしてきたのです。新発売のグラビティは売れ行き好調。でも結局はバボラが抜くだろうと。あと、キレイと思う人がいるのかわからない新しいプロスタッフが女性に人気だそうです。

とりあえずフェイス100への移行はできそうなので、あとは合う1本を探すのみ。夏休みまでには、新ラケットをしっかり使えるようになっていたいです。

2件のコメント

  1. 0livia

    各ラケットへの感想めちゃ面白いです!
    私も最近PRO STAFF(97LS)から流石に買い換えるかとグラビティ2023MPLを試打してみたんですが、フェイスサイズはともかくグリップサイズとガットが違ってフレームの違いは正直分かりませんでした。
    飛ばないヘッドが走らない感じが私も気になったんですが、ガットとか重りで調整して慣れたら使えるんじゃかなー今のも皆に使いにくいと言われるラケットだし…と買いたくなってしまってます。

    でも色々ちゃんと試されてるのを見ると、他に気になってるテクニファイバーはどうにか試打してみたいという気になってきました!

    1. styleoftennis

      0liviaさん、コメントありがとうございます!
      使いにくいとか、難しいとかよく言われますよね。今までは「フェデラーファンなので」でかわしていたのですが、それもできなくなりまして。高齢化対策で、フェイスサイズUPと軽量化に励んでいます。

      ヘッドのグリップは特徴ありますよね。今回私はすんなりいけたので、慣れるかもです。グラビティくらいしか色が許せるラケットがないですよねw 思い切って軽めを買ってトップに鉛追加+好きなガットで試してみるのもありかなと思いました。

      テクニファイバー、試したいですよね。メドべ&イガ以前に打たせてもらった時は独特すぎて、私では対応できませんでした!

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