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今更、癖になった錦織のラケット破壊

疲れないカウンターベイルが見事にボッコボコ。。。
フラストレーションが溜まってラケットを折る選手なんて、女子にだっていっぱいいる。だからしていいってことじゃないし、個人的には素敵だと思っていない。

ブーイングの嵐だったリオオープンのラケット破壊シーン。
確かに最近の錦織は本当によくラケットをコートに叩きつけるようになったよね。成績がパッとしない期間が、そのままラケット破壊期間になってる感じ。だけど、このテレビの実況も言ってるように、錦織には珍しいことだったと思ってる。過去形だけど。

どちらかと言うと、こんな感じにふてくされてラケットを弾ませるタイプだった、はず。キャッチも完璧だし、これだったらまだ愛嬌はあった。だけど、最近はもっぱらガチで切れて瞬間湯沸かし器的に本気で叩きつけているから、観てる人は大ブーイングしたくなるんだと思う。

マレーとジョコビッチも同じタイプよね。ちょっと前だとゴンザレスもだし、ペールもディミもそんな試合があった。

最近、お約束になっているのはやっぱりバブリンカかな。
だけど、バブリンカは他の選手ほどブーイングされていないと感じている。鋼のようなマッチョな体とパワーがみなぎるプレースタイル、あと長年フェデラーの陰でくすぶってきた残念な境遇がそうさせるのかしら?

いやいや、たぶんだけど、スタンは突然、しかも無表情で、静かに、あの安くてパキッと二つに割る棒のアイスみたいに膝でラケットを折る姿がシュールなんだと思う。

そのスタンがまだ完全に開花してなかった頃、バグダディスの破壊を横目で見てましたw

若くてランキングが低いうちは、観客も若気の至りとして仕方ないと思ってる。今でこそエレガンスの代名詞となったフェデラーだって、昔は決してお手本にできる人間性ではなかったし。キャリアを積んで、ライフステージも変わって、成長するのがいいんだよね。だけど、錦織はもう27歳。有名になって、歳をとってから破壊し始めたから、余計に言われるんだろうな。

ただし、決してラケットを折らない人もいるんです。ナダルとツォンガが子供の頃に受けた教えを守っていることはよく知られている話。ラケット1本、日本で買ったらだいたい3万円。高いんだよね。日本では多くの学校や家庭で「物を大切に」と教わると思うし、どちらかと言えばナダルのように良いお手本であって欲しいと勝手に願ってしまう。

何か違うルーティンが見つかるといいね。
私はもし将来子供をもったら、小さい頃にはテニスと並行して武道をさせておこうと思ってるわ。

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