準決勝まできたWTA ツアーファイナルズを観て思ったこと。女子のトーナメントでは試合の途中にコーチがコート内に来ることがあるけど、私は好きじゃない。
本性が丸見えだから
会話は放送に筒抜け。普段は笑顔できれいで優しそうな女子選手がむちゃくちゃ怖い。ヨーロッパの女性の気性はすごいな。
そんな怖い女子選手たち。アドバイスを受ける時、せっかく来てくれたコーチとまったく目を合わせないし返事もしない。確か自分でリクエストするんだよね?見ててあまり気持ちのいいものじゃないな。
お父さんとの親子喧嘩もつらい
ウォズニアッキ、ガルシア、ベンチッチのように、コーチがお父さんの選手が多い。だから親子間で言い争ってるのを見ると寂しくなる。
この親子はよく声を荒げてる。コーチたちはたいていポジティブな言葉をかけてると思うんだけど…
「あなたを本当に誇りに思うわ。うまくやってる」
「サーブも素晴らしい!」
「チャンスは絶対に来るわ!」
こんな感じだよね。ちなみに私も小6のヘタレ甥っ子とテニスをする時もそう。でも、うまく言ってない時にお父さんにこれを言われても「うん」とは返さないだろうな。
素敵なのはシブルコバと旦那さん
The on court coaching for @Cibulkova. Can she close in straight sets? #WTAFinals pic.twitter.com/KAttewYgXq
— wta (@WTA) October 27, 2016
見ていて気持ちがいいのは、この人たちだけ。コーチである旦那さんがベンチに来るとしっかりと目を見て、意見を言いながらも意思を固めてコートに戻っていく。話してる内容はわからないけどチームな感じがしていい。
女子の世界はきつくてネチネチしてる
私は子供の時にはバレーボールもしていたんだけど、タイムの時チームメイトとは励まし合っても、コーチの言葉には耳を貸さなかったと記憶してる。あーだこーだ言われても、心の中では「自分でやってから言ってよ」。ホントにすみませんw それもたかが全国レベルの話。
強いチームの子はみんな激しく負けず嫌いだし、子供の時点でコーチの現役時代より成績がいい。先生の言葉にイラっとしたのをバネに点を取る子がいるチームが強いのも事実。手を取り合って仲良く…なんところは地区予選で一回戦負けするような弱いチームと思ってました。
だからコーチの言うこと、しかも試合中に言われることなんて完全スルーで仕方ない。1または2対コーチ1のテニスと、6対コーチ1のバレーボールでは違うし、コーチが彼だったら違うのかもしれないけど。
試合中は一人でいい
だから、初めてテニスの試合に出た時は子供ながら「一人って大変だけど最高!」「テニスの方が好き!」と武者震いしました。フェデラーも言ってたようにオンコートコーチングはなくていい。みんなでがんばるチームスポーツもいいけど、コートにいる自分だけ、ダブルスではパートナーと考えて勝つのがテニスのおもしろさだと私は思ってる。