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歯の矯正をしながらのテニスは楽じゃない

昨日書いたチョン ヒョンがジョコビッチをねじ伏せた。「憧れの選手だからマネをしていた」とは言っていたけど、開脚しながらのレシーブなんかにジョコのフレキシビリティを感じただけでなく、バックハンドが猛烈に強くて、何度打たれても耐えて、防御から攻めに転じるところがお見事だったわ。顔を隠されていたらチョン ヒョンをジョコかと間違えたかもしれない。しかも最強時代のね。

勝利の後、インタビューに答える彼の話し方が母国語云々の話ではなくモゴモゴしているのが気になった。彼、歯列矯正をしているのね。私も昔していたので、結構大変なことが想像できる。プロプレーヤーだから最高の治療を受けられるだろうし、定期的に歯医者に行かないといけないのも何とでもなるんだろうけど、人体は人体だから私と似たようなことも起きているはず。私が辛かったことを書いてみた。

歯が動く時、頭痛や発熱がある

歯並びの悪さが偏頭痛の原因だったりするそうなので、一斉に動かした時にも体調に異変が起こる。私は歯が動きやすかったので高熱が出て寝込んだ時もあった。健康とは無関係に起こるこうした体調不良はどうやってマネージしているんだろうと思う。

人前で物を食べるのに気を使う

男性だと変わるかもだけど、いつ何でも口に放り込めるわけじゃない。私が人前で試合をしてチェンジエンドで何か食べるなら、無色でブレスに引っかからない物に限る。たぶんゼリーか液体。ジョコみたいにデーツなんて間違っても食べられない。

麺類を噛み切れない

食べられない食べ物が結構たくさんある。忘れられないのは冷やし中華。噛み切れなくて困って笑った。私はほとんどお肉は食べないから困らなかったけど、韓国のサムギョプサルとか噛み切れなそう!食事は絶対に大事だろうし、若いからたくさん食べるだろうし、歯磨きも本当に大変なのよ。ゴムが染まるからカレーも月1の調整日前しか食べられなかったし。

口内の粘膜が擦れて痛い

ブレスが口の内側に触れて、擦り切れてしまう時がある。ブレスに貼り付ける練り消しみたいなカバーもあるんだけど、はずれちゃったり面倒なのよ。口が切れると血が出て痛い。栄養に関係なく口内炎に繋がったりもするから、そんな口内環境でプロとしてスポーツをするのは大変そう。

でも、した方がいいよ。伝統的な根元から動かすタイプのをね。高いけどその価値は絶対にある。根元を動かさずに削ってかぶせる審美矯正はスポーツ選手にはどうなんだろう。新庄がしていた気がするけれど。

綺麗になってた。

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