エンドラインをジッと見つめながら延々とウンウン唸ってるおじさま2人に「チャレンジしますかー?」と笑顔で言ってみるようなドライな試合運びのなか、私にも話題のオーバーネットのチャンスが来た。
Over the net or not? 🧐
A VERY tight VR call at a crucial time…#ATPCup pic.twitter.com/SfhLSauJ8h
— Tennis TV (@TennisTV) January 10, 2020
私はバレーボールもやっていたので自分のオーバーネットには律儀。テニスではセルフジャッジの試合だったらオーバーネットなんて無法地帯でしょ。でもバレーボールでは厳しく反則を取られる。私は一回も取られたことはないけどね。
で、今回の私のドキドキオーバーネット体験の話。
相手の前衛がやっと届いたボレーがヘロヘロで中途半端な浮き玉になって、こちらのコートに来そうだったのね。
私、前に詰めて叩く準備。
(あれ?これ、ネット越えないんじゃない…?)
(いや、叩ける?)
(ダメだ、これ打ったらオーバーネット。ATPカップで話題になったばっかだし!)
(あっ、コードボールになるかなー?)
この辺全部スローモーションw 弾道はこんな感じ。
結局、ネットスレスレでポロっとこちらに落ちてきた。弾の勢いもなくて跳ねなそう。ド詰めしててボールとの距離が詰まってた私は処理に困り…
フライパンでホットケーキをひっくり返す時みたいにポテッとすくったw
それはネットすぐ後ろに落ち、なんとマッチポイントだったから試合終了。あまりのダサい幕切れに恥ずかしくなり、相手コートに背中を向けて笑いをこらえるのに必死だった。ペアも「何それ?何なの?」と苦笑い。
前衛にいる時は後衛の時よりもかっこよくキメたいと思っているんだけど、なかなかうまくいかない私です。