スクールコーチはサラリーマンだなと思った振替クラスの話。
酷暑なのにスクールの振替には空きを見つけるのが大変。皆さん、どれだけテニス好きなんですかね。やっとのことで行けたクラスで描かずにはいられない女性に遭遇しました。

ボレーでもスライスでも片手バックハンドでもない、フォアハンドを打った後の当該女性です。ボレーでもスライスでも片手バックでも、この左手はおかしいし。
フォアの時に左手はブロックする感じになるじゃないですか。この方はテイクバック、インパクトと続いてフォロースルーで体の左側に移動するはずの左手が上に行ってしまうのです。なんでよ。
人のフォームをどうこう言う気はありませんが、この手には困った。アウトなのかと勘違いしてしまったからです。コールがなかったので当然続けましたけど、困ったことにこの方はコールもカウントもまったくしないタイプ。試合じゃないし、振替で来ている身だしで何も言えませんでした。
コーチどうにかして〜と思いました。振替クラスのコーチは私のレギュラークラスのコーチです。コーチ自身が試合に出ているので、私たちのクラスでは日頃からルールブックに掲載されている内容を引き合いに出しながらレッスンが進められます。真面目な性格もあって、毎年自動的にアップデート箇所を教えてくれるし、まるで歩くルールブック。またはルールブックのウィキペディア。正直助かっています。
しかし今回、そんなコーチもクラスに合わせて指導内容を変えているのだなと思いました。サラリーマンの鑑。スクールのなかで面倒なことを引き受けがちなのではないかと想像します。ガット張りとか。
いやいやいや。スクールではクラスのレベルに関係なく、しっかりルールは教えてほしい。フォームより技術より大事だと思います。というか、そのためのゲーム形式だと思ってました。