何かのテレビ番組で観たのだけど、何だったか思い出せません。
車椅子テニスの新しい期待の星。こんなに早くレジェンド国枝選手の後継者的な存在が出てくるとは思っていませんでした。その道で頂点を目指すための最短距離を行く感じも好きです。藤井聡太さんのように、才能を無駄づかいしていないからです。
そんな小田選手がアスリートにフォーカスするテレビ番組に出ていました。”プレッシャーと戦い長ら、どのようにして気持ちを高めるか”というようなテーマだったと思います。その時の小田選手の答えが以下でした。
ザ スクリプトの『ホール オブ フェイム』を聴く。
アイルランドの3ピースバンドでオルタナロックにカテゴライズされてたと思いますが、楽曲のメロディがとにかく美しくてオルタナとは違う気がしています。あとは叙情的な歌詞も素敵。どのアルバムも捨て曲なしのハイレベルなのに、ボーカルが美声でうまいのです。
私も好きで、ライブも行きましたね。きれいな曲ばかりなのにライブはエネルギッシュで楽しかったな〜。
なんて思い出しながらハッとしました。この曲は2012年にリリースされています。
小田選手はまだ10代。ということはきっと…
ご本人ではなくお父さんが聴いていて知った、感じでしょうか?
うわー。歳を感じる瞬間です。
この曲がいつ発売だったか調べた時に再びハッとしました。なんと、ギタリストが今年の春、病気で亡くなったことを知ったのです。バンド立ち上げからメンバー変更なしの仲良しというイメージだったので悲しくなりました。また、曲を聴きたくなりました。
そういえば、車椅子テニスでは日本は世代交代どころか強い選手を多く生み出せるようになっていますよね。もちろんご本人の努力については言うまでもありません。ということは、レジェンドレベルの最強でアイコニックな自国の選手を生み出すことは、後継選手の育成には役立つということですよね。車椅子以外のテニスにも早く強い選手がほしいですね。