フェデラーが獲得していなかったタイトルをとうとう手にし、実施方法が変わった後は全然観てません〜。ホームでもアウェイでもないマンチェスターで試合をしないとならないワウリンカがガラガラで残念とつぶやいているのを見て、開催に気づいたくらいです
マレーとかワウリンカとかジョコビッチが参加して盛り上げてくれるのは楽しいのだけど、デビスカップとフェドカップつまらないな〜と思います。
女子はそもそも観る機会がないけれど、男子は今の形式になってからさらにつまらなくなったと思っています。元々、スケジュールがキツキツのプロテニスなんだから、どうせ開催するなら1年間語られるくらいのイベントにした方がいいのではないですかね。
とりあえず、これまでどおりに実施するなら、開催地は昔ながらの対戦する国のどちらかでいいと思います。せめて、軟式テニスみたいなえげつない自国のみ応援はデビス/フェドカップだけでは許されると楽しい。
ちなみにBJKカップという長ったらしい名前もめんどくさいです。
その他、そもそもつまらないポイント
- 出場者が誰?という人ばかり
- 優勝、国別世界ランクにたいした意味がない
- 賞金は選手のモチベーション
テニスは個人競技ですし、国や国籍を応援していませんからね。それにプロで団体戦があるのはエキシビジョンくらい。国別の団体戦をしたいなら、目的をはっきりとさせたほうがいいと思います。
オススメその1:ガチの世界一決定戦
どうせなら、私はこれを開催してほしいです。サッカーワールドカップと同じように4年に一度。各国トップが来場するくらいに国の威信をかける大会です。
- 数年に一度開催
- 250レベルの開催時期が狙い目。通常のツアーイベントをキャンセルし、まとまった開催期間を確保する
- ATP/WTAポイント対象(かなりボーナスポイント)
- 各国ベストメンバー、スター選手が勢ぞろい
このくらいでないと、観るモチベーションが起こりません。
オススメその2:無名選手の登竜門
国内ですらたいして知られていない選手に代表デビューをさせるための大会になっていると思います。だったら開き直って、そういう選手に光を当てる大会にしたらどうですかね。
トップランカーがもつ強さや忍耐やオーラだけでない、得意技とかテニス以外の特技とか会社でのポジションとか苦労話なんかを盛り込む、漫画みたいな感じですね。『キャプテン翼』や『テニスの王子様』みたいに各選手の得意ショットを大袈裟にアピールすると楽しいかも。トップ選手が同じ国の下位選手を紹介してくれたりね。そうすれば、現代の大所帯アイドルのように光が当たるし、観る側も誰かしら好きになれるのではないでしょうか?
選手のメリットだけでなく、観に行くお客様たちにもメリットを用意しないとですね。
と書いていて思いましたけど、この場合でも毎年は開催不要かなと思います。数年に一度のビッグボーナス的な扱いがちょうどいいです。
まぁ、テニスは普段からいろいろな国を国籍ごちゃ混ぜでツアーしているので、新鮮味はないと思います。サッカーも野球もラグビーも、普段は違う国の違うリーグでプレーをしているから”国”でソートをし直すと面白くなるのですよね。
どこが優勝しても別にいいや、ではね〜という個人的な意見でした。