まさかのまさか。新しいビーストが理想の軽量ラケットの可能性が出てきました。

ジャーン。
発売したばかりでしたっけ?スクールのラケットキャンペーンに来ていた白いシリーズはハードスペックで無理だったので、こちらもスルーしてしまいそうでした。
Prince Beast
▶︎重さ:300g
▶︎フェイス:100
▶︎バランス:320mm
▶︎厚さ:24-26-23
▶︎ガット:ナイロンのどれかの1.1くらいの細いタイプを47ポンド
ひとつの重さに無印、O3、DBと3モデルあるらしい。O3は穴開きだけど、DBは何でしたっけ?忘れてしまったついでに特徴もわからない。
今回は300gを試しました。メーカーから来た試打ラケットかと思ったら、コーチの私物だったらしい。ごめんなさいw
フレームは赤。メーカーさん的にはファイアーレッドとのこと。まぁ、神社の朱色です。これが良く感じる。Vcoreの赤と比べると余計にそう思うのかも。スロートはグラデーションになってますけど、オレンジ色が好きでない私でも気にせずにいられます。
このラケットの特徴は
スピン性能を向上させた”弾き感”重視のNEWモデル
商品説明より。そもそものこのシリーズの持ち味は何だったか。とりあえず打たせてもらって思ったのは
- よく弾く。打球音もよく、ボレーがうまくなった気分になる
- すごく飛ぶ。ガットが細いせいもあるけれど、飛距離が無茶苦茶出る。いろいろ試した軽量ラケットのなかで最も飛ぶ部類に入る気がする
- 柔らかい打感:細いゲージのせいかもですけど47ポンドには思えない柔らかさでした
- パワーマックス。特にバックハンドがすごく打ちやすくて、深くて良いボールが普通になる
プリンスのなかではピュアドライブ系統の飛ぶ弾くラケットらしいのですが、あのラケットみたいに「スイングスピードが速い人」または「おばさまテニスの当てる系の人」なんて真逆の人に合うことはありません。中間の一般層でも十分に恩恵を受けられる気がしてます。硬くも大雑把でもないし。
でも、これは300gという重さの恩恵かもしれないです。軽量モデルの280g、バランス330mmも同じだと良いのですけどね。
逆にいまいち、ガットで調整できないかなと思ったのは
- つかみ:つかまないです。滑る。たぶんこれはガットがそうだから
- ひっかかり:ボールをもう少しもって、スピンにつなげたい
- スピン:Vcoreと比較してです。あのくらいに全自動スピン機だとすごく楽なことを発見してしまったのです
こんな感じ。軽量モデルに求めているのは、これかもと思ったのです。少ない力でもガシガシ攻めていけそうだし、軽いから扱いも長時間でも楽。パワーがよかったですね〜。
いろいろ変えて試してみたい。とりあえず軽量モデルを試打できるといいなと思っています。