と、不思議に思う人は少なくないと思う。私は不思議だった。そしたら先週、たまたまおばさんグループがそんな話をしていたので書いてみる。
おばさんスタンダード:長袖長ズボン
おばさんは素肌を見せない。半袖シャツの下に長袖シャツ、スコートの下にジャージみたいな長ズボン。ブカブカしたタイプ。
よくてスコート下にレギンス
腕を出す人は稀。脚を出す人はもっと稀。おばさんくささを減らしているのは、短パンやスコートの下に履くのをレギンスにしてること。とても高価なCWXを履いてる人が多いのもすごい。
暑くないの?
暑いし動きにくい、この格好を理解するのが難しい。男性が下着代わりに履いてるコンプレッションならまだわかるけど、おばさんはスコートとレギンスの下にまだパンツを履いてるはず。
とにかく日焼けをしたくない、あと肌を見せたくないんだよね。宗教上の理由で肌を見せない人より完全ガードしてるから。
たぶん暑くない
実際、彼女たちは暑くないんだと思う。だって、おばちゃんは走らない。テニスにはおばさんテニス、おばテニと呼ばれるカテゴリーがあり、そこの人たちのプレースタイルは走らない。というか、たぶん走れない。あとは、歳を取ると気温も体温もわかりにくくなるって言うじゃないですか。そのせいであの格好で運動量が激しいはずのテニスができるんだと思う。
おばさんも本当はワンピを着たい
そしたら先日、おばちゃん達の全仏ネタで井戸端会議が耳に入ってきた。どうやら一人のおばちゃんはムラデノビッチが着ているウェアが気に入ったらしく
「私も若かったらあんなの着たいわ♡」
と本音を言っていた。それを聞いた周りのおばちゃんは
「え〜、やだ〜♡」
「今度ワンピース着てきてよ〜♡」
なんだ、着たいんじゃないの。
https://twitter.com/ElixirDeportivo/status/870876338328145920?s=20
これね。
着ればいいのに
私から見ると、彼女達おばちゃんはまだかなり歳上。勝手な想像だけど、結婚して子供産んで、その子供も既に結構な歳っぽい。旦那さんもテニスしてたりする。働いていてもそれで生計を立てているわけじゃなさそうだし、死ぬまで離婚もしなそう。
若い時はモテを狙ってゆるふわでいなくちゃならなかったりするじゃない。でもおばさんたちにそれはもう必要ない。日焼けでシミができても旦那はきっと気づかないよ。で、あれば好きなだけ好きなウェアを着ればいいのにと思う。
自分のあるがままを受け入れて、それで素敵なおばさんになりたいわ。いつまでも好きなテニスウェアを着られるように、いい感じのボディラインを保つ努力はするけどね。