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【私のイメトレ】フォアハンド編

私にとってイメージトレーニングはかなり大事。真面目にやってた頃はもちろん、楽しみでやってる今でもプロのかっこいい試合や役立ちそうな技を観た後は意識せずとも影響されて同じようなプレーができたり、故意に印象的だったプレーにトライしてみたりしてる。

そういうスーパープレイの類でなくても自分的なイメトレと言うか、いつも頭に置いているお手本がある。今日はフォアハンドについて、私のお手本はジョコビッチです。

ぶっちゃけますけど、ジョコビッチは好きな選手じゃない。顔と髪型がかっこ悪いし、欧米人なのに短足だし、試合中の言動を見てると人間的にも面倒くさそうだし、防御メインのプレースタイルも全部ね。庶民的なユニクロがあんなに似合うトッププロっていないよなといつも思ってた。契約変更したフランスの老舗ブランドがお上品過ぎて似合わないくらいなんだもの。

そんなジョコのフォアハンドの何をお手本にしているかと言うと、打つ時の胴体の下部。上の写真に見られるように、構えの段階から肋骨下からおへその下までお腹側と背中側の両方をグッと締めて、いい姿勢を取っている。

会社でデスクに座ってる時なんかに、気を抜くとこの部分は丸くなりがち。健康にも美容にもよくないって度々聞くわ。テニスでもきっと同じ。腕の振り方やグリップは人それぞれだと思うけど、この“腹で立つ”感じは良い返球には必要だと信じてる。上の写真みたいに上体が崩れ気味の時でもジョコはしっかりこの締めをキープしてるんだよね。だからお手本。

嫌いなんだけど、ジョコがすごいと思っていることもある。それは試合中にぶっ倒れた程のアレルギー体質や、プール(しかも高級ホテルの比較的清潔な)に飛び込むだけで感染症になっちゃう虚弱体質を克服して、元々の身体能力、免疫力からテニスセンスまでが優れたフェデラーやナダルに勝てるレベルまでに一度でも達したこと。真価が問われるのはこれからだね。来年を楽しみにしてるわ。


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これは必読本。お正月休みにぜひ!

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