テニス観戦

マリア シャラポワの『アンストッパブル』を読んだ

夏休みの宿題にまだ読書感想文はあるのかしら?あるとしたら、世間のお子さんはきっと読書に作文にがんばっていることでしょう。私も苦痛だった。読書がではなく、この本が。その理由を書きます。

maria sharapova unstoppable

ドーピング違反を反省してない

この本が書かれたのは、たぶん出場停止期間中。ずっと飲んでいた薬がその年から禁止物質に入ったのに気づかず陽性反応を出してしまったと涙ながらに会見したのに、「こんなのフェアじゃない、私は戦うわ」が本音とは。言わなきゃいいのにバカだなぁ。

クルニコワのおさがりウェア

ニック ボロテリーのアカデミーにいる時、クルニコワにおさがりをもらってたらしい。マリアはそれが嫌だったらしいけど、買えない境遇だったんだからもらえるだけいいじゃないのと思ったよ。そして、お母さんがフロリダに合流した時、そのウェアを全部捨てたのを誇らしげに書く。親子でまったくねぇ。。

最年少が自慢で言い訳

ジュニア時代は年上や大人をやっつけてたのを自慢にしてたのに、プロ入りしてからは最年少で経験がないことを負けた言い訳にしてた。どっちよ。

セリーナをライバル視

セリーナが本で書かれていることは本当ではないと言ってた気がするけど、マリアは対戦相手だったセリーナの心の内を勝手に解釈してる。他の選手についてもリスペクトは社交辞令程度に、若くてか細くて経験が少ない自分を引き立たせることに必死。セリーナはそんなにあなたのことを考えてないと思うよ。

フラットの強打

子供の頃からフラットの強打一辺倒。でも、それで限界が見えたら次の境地に達するべく探求を続けるべきよね。シャラポワは絶対にしない。だから今でもワンパターンで、たまに不器用なドロップショットを落とすだけ。最近は歳でキレもなくなってて意地が効かない試合では負ける。私自身が技巧派の方が好きだからなのもあるけど。

自分だけのウェア

対戦相手が同じナイキのウェアを着ていたのが許せなくて、契約更新の時に自分だけのラインを作ることを追加したらしい。相手の名前までさらしてかわいそう。そんなのよくあることだし、向こうだって嫌だったろうにと思う。

成長しない人間性

女子選手はどうして口が減らないまま大人になるんだろう。男子よりコートの外での振る舞いが汚らしい。賞金も名誉も低いから?若い時に公共の場でひどい振る舞いをしたり、他人を傷つけることを言うことはありがちだけど、大人になったら考えようよ。育った環境の影響も大きいのだろうけど、大人は自分次第でしょうに。

文章力

今回は日本語版より安かったから英語版を読んだ。テニスばっかりしてきたんだから理解できるけど、文章も単語も簡単で、調べないとならない単語を探すのが大変だった。日本語にだって、今でも読み方に迷う漢字や意味が曖昧な単語はあるのにね。ゴーストライターをもっと使うべきだったよ。

自伝?

結果としては、自伝ではなく子供の日記と感じた。こんなに自分に自信があるのに、なんでここまで人のことを気にするんだろう。若い時に成功した才能と運は素晴らしいけど、社交性や世渡りは学べなかったんだね。学んでたら、いちいち癪に障る表現はしないでしょ。まぁ、必要なかったんだろうけど。


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こんな内容でよく出版できたねと言いたい出来だけど、読んだ人のコメントがよくて驚いた。日本語訳がいい感じにお涙頂戴に仕上がってるのかな?それともレビュアーが男性なのかな?

ドーピングに関しても故意でないからと擁護する人がいるけど、ルールはルール。禁止薬物になったことに気づかなかったのはあなたとチームの責任。それで選手生命を絶たれることがあっても同情すべきじゃない。

しかもメルドニウムはロシア軍が持久力アップに使ってたとか、夜間訓練でバリバリやる気が出るとかそんな薬らしい。知能犯ですよ。本の中にだって、貧しくて栄養が足りなくて成長不良だったんだなと思うページはあったけど、狭心症で辛そうっぽい描写なんて1行もなかったよ。

シャラポワの性格が悪くても、チケットを売る選手だし、最近の瞬間No.1達よりグランドスラムをもってるからどうでもいい。残念なのは復帰後、たいした成績を残せていないこと。だから「出場停止になった年は、グランドスラムでもう一度優勝して引退する予定だった」みたいなことを書かれても負け惜しみにしか聞こえないし、勝てたのはメルドニウムのおかげだったのねと言われても仕方ない。

悔しかったら、大勝を挙げないと。

4件のコメント

  1. プロテニスツアーはとてもハードなスケジュールですよね。
    そんな中で、メルドニウムを相手が使ってプレーしてたって事は、
    ドーピング違反よりもっと前からの怒りが他の選手たちにはありますよね。
    違反にわざわざする前から、違反のようなものだから。
    実際3rdセットで強かったりしている訳だし。
    ここで、気にしなく批判できるのがムグルザ、ブシャール、マレーあたりだけど、
    他の選手たちも心の中ではズルイと思っているはず。
    試合直後のネット越しの握手の時に、過去に彼女の試合と関わった人って、いい顔してない。

    1. 人生のほとんどをフロリダで過ごしてるわりに、おいしいところだけちゃっかりおそロ○アしてるんですよね。

      ドーピング違反は、薬飲み過ぎな一般の日本人はほぼ簡単にうっかりひっかかりそうなレベルで厳しいですよね。処方薬、市販薬、漢方、サプリメントいろいろに入ってる。皆、それをクリアしながらツアーを廻ってるんですから、貧しい境遇から這い上がっただけでは許される理由になりませんね。

      ジーニーはもう少し成績上げないと!

  2. 協会は永久追放もできたはず。
    しかし、それをしなかった。
    そして、彼女は協会の処分を受け復帰した。
    選手たちは彼女を受け入れてはいないのだろうか。
    まあ、興行的にはほしいキャラではあります。
    隣の席の同僚は伊達やセレナは知らないがシャラポワは知ってますからね。

    1. ヘッド以外は一瞬スポンサー降りたのに、協会は切れませんでしたからね。興行的理由しかないでしょう。実際、セリーナとシャラポワ以外はお客を呼べませんからね。腹が立っている選手はとにかくマリアに勝たないとですね。

      私の隣の席の同僚はトップアマチュアのアスリートですが、セリーナとマリアは同じグランドスラム数だと思ってること間違いなしです!

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