初めての熱中症と食べられなかったさわやかハンバーグの思い出

「ためらわずにエアコンをつけて」と言ってるけど、同じ使用量で電気代が倍になっている今、一般人の感覚では無理でしょう。とにかく窓を開けて、扇風機やエアコンの風モードで空気を動さないとですね。綿の服も着ないこと。

今日は私の熱中症体験について。真夏の昼間も外でテニスをするので軽度、中度の熱中症は頻繁になります。”一度なると何度もなるようになる”と聞きますが、確かにそうかも。私が最初に熱中症の症状を経験したのは、10年くらい前のこと。今まで経験したすべての熱中症が、これ以降に起こっています。

タイトルに”さわやかハンバーグ”とあるだけで想像できますね。事が起こったのは、静岡県です。

ここ、知っていますか?浜松市にある中田島砂丘です。鳥取より遥かに東京から近く、白い砂もきれいなので仕事で使用しました。夏で暑くて、初めての砂丘。テキサスやアリゾナの砂漠には行ったことがあるけれど、砂丘は初めてでした。夏の屋外だから帽子やサングラス、日焼け止めは当然。だけど、この白い砂が作る下からの反射のことはわかっていなかった。それで熱中症になったようなのです。

倒れもせず、吐き気もなかったのでおそらく軽度。それに気づいたのは、現地の方がネタにと連れて行ってくれたハンバーグのお店、さわやかに入ってからでした。当時は今ほどさわやかに関する情報が東京に届いておらず、静岡に行ったらぜひ的なお店だっと思います。それでわざわざ連れて行ってくれたのですね。あっ、もちろん老舗の鰻屋さんには別日に連れていっていただいていますよ。

楽しみにしていたハンバーグ。ジュウジュウ音を立てるハンバーグが目の前にやってきた時に、自分にまったく食欲がないことに気づきました。

「えっ、なんで?せっかくだからひと口だけでも食べたい」

そう思っても手は動きません。口にできるのは水だけ。その時、なぜだか熱中症という症状、そして塩を摂る必要があることを思い出しました。私の次の行動はわかりますね。テーブルの脇に置かれている食卓塩を食べました。コーヒースプーンに半分くらい。そのおかげで持ち直し、その後はスポーツドリンクを積極的に飲み、帰りの新幹線内で冷える間に治りました。

それ以来、さわやかさんに行く機会ができていません。私が食べられなかったハンバーグは同行者がペロリと平らげましたけど、今思うとお持ち帰りにしてもらえばよかった。大事に至らなかったのはさわやかさんの食卓塩のおかげなので、また行って食べないとと思っていました。今度は一番人気のハンバーグに、一番高いステーキを合わせていただこうと思います。

ということで、私の熱中症の思い出。最近テニスに行く時は必ずゼリータイプの経口補水液をひとつ持参しています。

熱中症の症状の目安はこんな感じ

軽度
▶︎水を飲んでいる。が、お腹がタポタポしている
▶︎お腹が空かない。食べた物が消化せず、胃にある気がする

中度
▶︎目の前がチラチラする、見える景色に彩度がなくなる
▶︎耳が聞こえにくい気がする

重度
▶︎頭痛
▶︎嘔吐

私の場合です。今は軽度で気づいて対処するので軽度以上にはなりません。

対処方法

▶︎日陰に移動(直射日光を避ける)
▶︎風を感じられる場所に移動
▶︎クーラーが効いた部屋に移動
▶︎経口補水液を飲む(塩そのもの、スポーツドリンク、塩飴、塩タブレットなど)
▶︎下着やベルトが苦しい時は緩める
▶︎横になる
▶︎首の下にアイスノン(ひどい時は脇、太もも付け根にも)

▶︎まずそうだなと思ったら、迷わず病院へ行きましょう!

テニスの時はウィンブルドンスタイルが涼しいです!

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