甲子園の熱中症で思い出した緊張する小学生

暑いですね。今のところ私は「このままだとまずいな」と感じた時に対策をすることで、熱中症にならずにいられています。まずいと感じるのは、寝不足の時です。

今日の甲子園でも具合が悪くなる選手がいるようで。選手が熱中症になってしまう原因のひとつは、寝不足だろうなと想像しています。あとは極度の緊張。高校野球と箱根駅伝は神聖化されていますからね。

だって、彼らは毎日、長時間、炎天下で試合より厳しい練習をしてきているのです。小学生の頃からです。だから、普通に試合で立っているくらいなら、「暑いな」くらいでしょう。まぁ、あの長袖長ズボンに皮ベルトのユニフォームが暑いのか涼しいのかは知りません。

だけど、ずっと夢見た甲子園出場がいよいよ明日となったら、前の日は眠れなくないですか?寝る場所も食事も違う。普段から寮生活や合宿に慣れているとも思うけど、前日の夜は興奮して仕方がないと思います。

睡眠不足と極度の緊張のことが浮かんだのは、私が小学5年生の時に体験したことを思い出したからでした。競技は違うし、季節も冬です。冬の関東大会で、別の県に遠征したのですね。遠征は数え切れないくらいしていました。その大会で泊まった部屋は2人1室。6年生と5年生が2人1組で割り振られ、私はおとなしく、気も強くないタイプの先輩と一緒でした。

準決勝か決勝戦どちらかの前の夜でした。私はグースカ寝ていたのですけれど、夜中に音がして目が覚めました。耳を済ますと、どうやら先輩がトイレで吐いているらしかったのですね。風邪などで具合が悪い人がいないことは大人が確認しています。そういえば、この方は普段からすごく緊張して、顔色が青白く変わってしまう人でした。

「あー、緊張しているな」

私はベッドの中から動きもせずにそう思い、そのまま朝までグッスリ寝ましたw なぜなら、その先輩の調子が悪いと穴埋めをするのは私なのです。マネージャーでないなら、人の具合を心配して共倒れしてはダメ。小学校5年の私はそう思い、翌日からは選手交代で代わりを務め、優勝して帰りました。

高校球児たちもドーピングに引っかからないことなら何でも、入眠ヨガとかストレッチとかアロマとか、エアウィーブ持参とか何でもして体調万全で試合に挑んでほしいです。だって、夏の”東京ドーム”とかになったら魅力がなくなりますよね。でも、今一瞬ウィンブルドンのセンターコートみたいな半透明の明るい屋根をつけるのはいいかも。閉じている時は空調入り。あとはエアカーテンの水平版とか。

私も週末テニスの前にはなるべく早く寝るようにしています。

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