私は学んだ。
ここのところずっと、ラケット重量の基準は300g。それ以下の軽量ラケットが欲しいならば、フェイスは100以上が必要なことを。
サクッと打ってきましたよ。Vcore 98のLG(285g)。ガットはいつもどおりアルパワーラフの48ポンド。
見た目
ヨネックスのラケットは軟式テニスっぽい、要は中高の部活っぽいデザインが好きではなかったのですが、最近は良くなってきたように思う。
まずは真っ赤な色。コートですごく目立つ。ただし、EZONEの人と一緒に打つと原色の度合いがすごくて、黄色のラケットの人も参加して欲しくなった。
次はグラフィック。Yonexが入ってる方はすっきりしてていい。反対の98の方はかっこ悪い。黒いところがホラーマンガの吹き出しみたい。フォントのセレクトもダサいのかな。もったいない。
というか、ラケットのグラフィックデザインはスムースにして左も右も考えるのだと思ってた。98の文字があるサイドはスムースだと文字が逆さまになってしまう。他のラケットも見てみたい!
構造
フレームにバゲットの切り込みみたいなのが入ってるのは何か意味があるのかな。こういう飾りには勝手におばちゃんがすることという印象を持っている。あとバンパーツルツルで笑った。ラケットのバンパーってこんなだったっけ?
- グリップ:Ezoneでグリップ2が太く感じたけど、これはそこまで太いと感じなかった。だけど、バボラよりは太い
- スロート:形状がかまぼこでなく、平らなのは好き
- バンパーのてっぺん:にちゃんと矢印が入ってる。ガットを張る時に必要だと読者さんが教えてくれた印です。前ピュアストライクには入ってません!
打ってみた
- 打感:「このボール空気抜けてない?」と何度か言ってしまった。広いスイートエリアのせいかな。食いつき、たわみをまったく感じない。でも、いわゆる“ボールを潰す”感はむちゃくちゃ味わえる
- パワー:ないと思った。重いラケットは振り切れば入ってくれるんですよ。軽いラケットだと自分の力を使って打たないと思う球を打てなかった。で、疲れる
- 安定感:一番感じたのはこれ。厚さが21-22mmなのもあるだろうけど、軽さゆえの不安定さが気になった。最近の強風では構えてるだけでかなり煽られる
- シンプル:スピンが!と謳われてるけど、Ezoneと比べると何の機能も搭載されていない感じ。それは好き
感想
たぶんガットが合ってない。ヨネックスのラケットは真ん中がわかりにくいものだと思うんだけど、もう少したわみを演出したい。ナイロンの太いやつかハイブリットかな。というか、ヨネックスガット以外を拒絶するラケット設計だったらスゴい技術だと思う。
いろいろなことに神経を使わないとならない:面がぶれないように、思い通りに飛ばそう、風に煽られないように…などなど。辛い時に助けてくれる気がしない。軽いラケットを使うのは楽を求めてる訳で、走りながらこんな面倒なことを考えてられません。
軽い=楽ではない。黄金スペックを軽くしたタイプがいいのかな。Vcoreシリーズを使うなら、きっと98で300gのにする。こちらも打ってみたい。
このラケットに合う人。「このラケットは誰が使うんだろう」と考えて頭に浮かんだのは、中学生。「体がまだできてないから」などと言われて重いのを使わない時かな。あとは何が何でも薄くてフェイスが小さいラケットを使いたいシニアのおじさま。昔っぽい打感がするから。
それと重さは抜きにして、このモデルはオールラウンダーモデルな感じがしました。イメージは三杉淳。ちなみにいつも使ってるピュアストライクの16×19は松山君で、ピュアアエロはもちろん日向小次郎です。
とりあえず私はサーブ練習のためにこのラケットはキープするけど、フェイス100ならピュアストライクのチームでいいのではないか説が濃厚です。
切れ込みはアエロフィンで、空気抵抗を減らす。ためのミゾって事です。
突然のキャプ翼乱入。まったくイメージが違う。特に日向。
ピュアドライブVSあたりが翼くん。
やっぱり空気抵抗のためのものですね!
なんとなくキャプテン翼で表現するとしっくりする気がしました。キャラが多いのと得意技がわかりやすいからかと。
イメージ違います? ピュアドラを誰にしようか考えてたのですが、翼君で来ましたねw ちなみにプロスタッフは岬君です。