朝、1-6の後でもう3-5だったし、さすがにベルディヒは無理か…と思って家を出た。仕事中もチェックなんかしないで、夕方結果を見た時に勝ったことを知った。すごい！でも、あれからどうやって？と思ったわ。

あと10cm背が高かったら、まだ21歳だけど今何位にいるだろうといつも思う選手だった。ネクストジェネレーションとして注目されている他の若手選手はみんな2m近い。西岡も公式では170cmといってるけれど、見た感じボールパーソンの女の子よりも小さいし、実際は164cmの私と大差ないと思う。もし背がもう少し高かったら、大人気のあの人よりも上を期待できるかもね。そのくらい、彼のテニスセンスは抜群なのよ。

今朝のベルディヒ戦も、この前のカルロビッチ戦もエラーが少ない。よく走って猛攻撃に耐えたし、何より諦めなかった。ベルディヒは昨年終わりからランキングを落として今は15位だけど、長年トップ10を守ってきた選手。勝つのは全然簡単じゃない。私が「小さくて残念」と思っている間に、彼はとっくに小さくても勝つ術を見つけていたのね。

握手にお辞儀を付けてありがとうございましたを言う西岡に対して、ふてくされたイボがお手本にならない握手をした場面。

西岡はいつも礼儀正しいところがいい。勝手な希望だけど、どうせならフェデラーやナダルのように強いだけでなく、コートの外の行いでも尊敬される日本人選手になって欲しいと思う。

さて、次はバブリンカ。強いことは強いんだけど、未だに弱点が残念な彼女と短気と集中力がぷつんと切れるところという珍しいトップ選手。そのいずれの点では西岡は全然負けてない。全身ヨネックス同志の試合は珍しいし、とても楽しみ。

Pic source: Tennis TV　←私のテニス観戦は基本コレ（あと、選択肢がないからワウワウ）