ガットをハイブリッドで張る人がますます多くなっているように感じる。
老若男女レベルに関係なく「ハイブリッドよ〜」な感じで、ポリポリだと言うと「あ〜」と憐れみの目で見られたり異端者レベルで説教されるくらい。だから、久しぶりにハイブリッドで張ってみた。で、やっぱり思った。

結論:ハイブリッドは豚に真珠
というと豚に失礼。私程度のテニス頻度とレベルと感性では、ハイブリッドでガットの組み合わせやそれぞれのテンションについて延々と考えるより、メーカーさんが考えてくれた製品そのままから好きな物を選んでひたすら打つ方がいいと思った。
なぜこう思ったかをリストアップしておきます。
メリット
ポリエステルが使いやすくなる
ハイブリッドと言えば、たいていポリエステルにナイロンかナチュラルガットを組み合わせる人が多いと思う。ポリの良さが欲しいけど硬さを和らげたいからかな。確かに打感は柔らかくなる。
探求するのは楽しい
ハイブリッドでなくてもガットを試すのは楽しい。好みのテンションを探すのも楽しい。それが違うガットを組み合わせて、それぞれのテンションも考えてとなったらもっと楽しいに決まってる。老後を含めてずっと楽しめることだと思う。私も好き。
やってる感を得られる
いいガットを選んだ、いいボールを打てる気がする、だから勝てた気がする。気がするって大事。“病は気から”で改善する症状もあるし、それだけでパフォーマンスが向上することだってあると思う。
デメリット
無限の組み合わせがある
メリットとは反対に、組み合わせがありすぎることはデメリットにもなる。専門家が側にいるプロならともかく、一般的な週末プレーヤーが本当によい組み合わせを探し当てるのは砂金取りより難しいと感じてる。
ガットを2つ買わないとならない
縦分だけ横分だけと半分だけ買えるお店もあるけど、たいていは2パッケージ買って半分は次回用に持ち帰るもの。コストがかかる。組み合わせを失敗したらお蔵入りになって、家に不要なパッケージが溜まってしまうことも。
ナイロンが早く切れそう
ポリがナイロンにめり込むから、ナイロンナイロンで張る時以上に早く切れると思う。ナイロンだけならもう少しもちそうだけど…。最近は高級なナイロンも多いし、もったいないなと感じずにはいられない。
ポリに合わせて張り替える
ポリの賞味期限はたいてい短いから、1カ月くらいで張り替えないとならない。ナイロンは切れなければ3カ月は張りっぱなしでいいと言われてるのにもったいないような。ポリxナチュラルの人はもったいないというより、お金持ちだなと思います。
いいとこ取りではない
打感、性能共にナイロンの特徴が強く出ると思う。「ポリとナイロンの良さがちょうどよく出て」という意見を見るけど、逆に両方の良さを打ち消してしまっていると感じてる。たわまない、すっ飛んでく、スピン減、コントロール減、パワー減、さみしい。
ということで、
ガットはハイブリッドがよいという噂は、“水素水の効果効能は水分補給”と同じくらい使用する本人の感覚によるものだと思った。※個人の感想であり効果・効能を示すものではありません、の注が必要そう。
だから、私というフツーの週末プレーヤーがハイブリッドで受けられる恩恵はなし。もうしばらくガットはテンションだけを考えていけそうかな。アルパワーに似てる、似せて作ったガットがあったら試すかも。
ガットを試すためにはラケットをもう1本買わないとなのですが、某社の日本法人ができたおかげかいろいろあるみたいで…買いにくくなってしまいました。
アルパワーかアルパワーラフを張っておけば、間違いございません。パッケージも好き。
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